4月26日 (火)  JR西日本の悲惨な事故・・・

皆さんもニュース等を見られてご存知だと思いますが、JR福知山線での脱線事故により多数の
死傷者が出てしまいました。
現在の情報ではスピードの出し過ぎが原因との見方が強いです。車のレース等では度々スピードの
出し過ぎでコースアウトはあっても、決して電車ではあってはならない事故です。
「貴方の余命はあと1年です」ともしお医者さんに宣告されたら、皆さんはどうしますか?
精一杯残された時間を生きようとする人もおられるでしょうし、絶望感で何もする気が起こらない方も
おられるでしょう。
ところが、たまたま乗り合わせた電車がこのような事故を起こして、瞬時に生命を絶たれたとしたら・・・。
何も考える時間も無く、一瞬の後には暗闇の中へ・・・
これほど残酷なことは無いように思います。
若い運転士は直前のミスと遅れを取り戻そうとおそらく通常よりも速い速度でカーブに入ってしまったのでしょう。
会社からのペナルティーを恐れるあまり、他の運転士達もおそらく同じような走り方を日常的に
繰り返していたのではないでしょうか?
JR西日本の偉いさん達の会見の「時速133キロ以上で無いと脱線はありえない」などは机上の
空論に過ぎません。
一体誰が実験したというのですかねぇ?
仮に置石で脱線したとしても、運転士がルール通り時速70キロで走っていたら、被害はもっと少なかったはずです。
あまりにも「安全」を軽視した会社による殺人行為に近い事故ではないでしょうか?
被害者の方々のご冥福を祈ると共に自分も車を運転するときに無理をしないように心がけたいと思います。