2月6日 (月)  新製品情報やリンク更新etc・・・

早いもので今年ももう2月になってしまいました。
昨年来なかなかリリースできなかった新製品ですが、なんとか数点発売にこぎつけることが出来ました。
今回のH.Pの更新でリンク先に「S.S.I」さんを追加させていただきました。
私との間接的なお付き合いは10年近く前からで、ビートを購入された数年前からビート用の
パーツ製作に拍車がかかり、毎週のように企画会議?をして他のメーカーが真似できないような
スペシャルパーツの製作を共同開発してきました。
当初はあえて相互リンクはしていなかったのですが、アイテム数がかなり増えてきたことと、関西の
ユーザー様以外から両社の関係を問われる機会も増えてきましたので、今回公にさせていただいた
次第です。
「S.S.I」さんの真骨頂はやはり自社のNC旋盤を駆使して製作する削り出しパーツ類です。
特に硬質アルミを削り出したパーツは軽くて強くて美しい為、自動車、自転車、バイクの世界でも
特に人気があるパーツです。
例えば今回の新製品のリヤスタビライザーですが、スタビバーとボルト&ナット以外は全て
硬質アルミ材の削り出しが基本となっています。
このような贅沢な仕様で他社製品と比べても値段的には少し高いだけですから、パーツのことを
よくご存知の方には理解していただけると思っています。
ビートのように大量生産品のパーツ製作に向かない車種のパーツは利益優先を考えると確実に
スチールやステンレスという素材が材料となります。
もちろん全てアルミやチタンが良いということではなく、適材適所が肝心だと思っています。
少々重量的には不利でもスチール独特の粘りが必要な箇所にはスチールでなくてはなりません。
スチール(鉄)と一言でいっても色々な素材があるわけですから、強度が欲しい箇所には45C等の
鋼材を使用するなどの工夫も必要です。
例えばビートのようなストラット式のサス形式のショックアブソーバー等にアルミ材を使用するのは、
限界を超えた場合の折損が危惧されるので非常に危険です。
最近、ビート用で非常に低価格の車高調整式のサスKITが販売されていますが、ショックのケースや
ボトムのブラケットにアルミ材を使用していますので、サーキット走行等をされる方は十分注意して
いただきたいと思います。

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