3月7日 (火)  ビートのクラッチ系トラブル・・・

先日通勤途中のお客さんが夜お店に立ち寄られてどうもクラッチの切れが悪いということで
車を見て欲しいと依頼されました。
ビートではよくあるこのトラブル、車を見なくてもほぼクラッチ油圧系のトラブルですと断言できます。
案の定、ボンネットを開けてクラッチマスターのリザーブタンクを見るとオイルは空っぽに・・・。
ブレーキオイルを補充し、何度かペダルを踏んで引っ張りを繰り返してなんとかクラッチが切れるようになりました。
室内側のクラッチペダルの取付部辺りを見てみるとやはりオイルが漏れた形跡有で、結局後日マスターと
スレーブシリンダーを交換することになりました。
結構ビートの初心者の方はビートのクラッチが油圧で操作されているということを知らない方が多くて、
突然訪れるこのトラブルに対処方法が分からない為、悩まれるみたいです。
とりあえずクラッチフルードさえ入れたらなんとかなりますので、ガソリンスタンドやカーショップで
購入して、リザーブタンクに入れて下さい。
ビートは普通車のシビック等より頻繁にクラッチを踏む傾向がありますので、オイルも早期に劣化しますし、
シールが傷むのも早いです。
両方をASSYで交換しても部品代は1.3万円ぐらいで、工賃は1.2〜3hだと思いますので、オイル代を入れても
2.5万円までで交換できると思います。
車検や点検の際に交換されることをお勧めします。

20060307-1.jpg 20060307-2.jpg