4月7日 (金)  ビート用フロントスタビ試作品・・・

かねてから試作品をオーダーしていたビート用のフロントスタビライザーが完成しました。
フロント用は太さに余裕がありますので、パイプ材を使用し太さはノーマルの1mmアップとしています。
パイプになったおかげでノーマルの約2.9kgに対して約2.1kgと軽量です。
スタビエンド部はリヤ同様効きを調整できるように片側3箇所ずつ取付穴を開けています。
真ん中の穴がノーマルと同じ位置になりますが、その場合のレートはノーマルの104kg/0.05mに
対して113kg/0.05mとなります。
過去にもビート用のフロントスタビライザーはいろいろ販売されていましたが、調整式は初登場だと思います。
様々な路面状況やタイヤのグリップやサスのセッティングや挙動の好み等は千差万別です。
調整できないフロントスタビライザーなら、ノーマルでも大差ありません。
リヤと違って最初から装着されていますから。
レースなどでは路面がウェットになったりドライになったりというケースが良くありますが、
そういう場合にスタビの効きを弱くしたり強くしたりと比較的短時間でセッティング変更可能な
アイテムとなります。
本格的なレースカーはドライバーが運転中にスタビの効きを室内から簡単にできるようになっているほどです。
ビートのフロントはミッドシップエンジン車ですので、あまり硬くしすぎるとアンダー傾向が強くなりますので、
スプリングレートと併せてセッティングされる方がよいでしょう。
予定価格は3万円台で、これからの走行テスト後、発売します。
まず来週水曜日に名阪スポーツランドでジムカーナ走行のテストをします。

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