6月4日 (日)  軽量化その後・・・

現在製作中のビートレーシングですが、ハーネスの軽量化を終えて、更に軽く出来るところを探しています。
既に軽量ダッシュボードは製作にかかりましたし、ドアガラスもアクリルで型をおこしています。
あくまでもパッと見はノーマルっぽくしたいので、外に見える部分はできるだけ形状は変えない予定です。
軽量化は本当に細かいグラム単位の削りの積み重ねですので、ボルト類を変更して行きます。
ボルトやナット等は当然ノーマルの場合は強度やコストを考えてほとんど鉄製です。
サスペンション等の強度が必要な箇所は鉄製でも普通の鉄よりも強い鋼材が使用されています。
さすがにこのような箇所のボルトやナットはそのままです。
変更を予定しているのは主に内装に使用されているボルト類です。
ビートの内装関係でよく使用されているボルトは6mmと8mmのボルトです。
このボルト類を材質の異なる物に変更します。
6mmのボルトで最も多い長さは約15、6mmです。8mmは20mmぐらいが多いです。
基本的に内装の6mmのボルトにはさほど強度は求められていないので、その辺りを考慮して、
ポリカーボネート製、アルミ製、チタン製を使い分けます。
8mmはそこそこ強度が必要な箇所が多いので、チタン製への交換にとどめます。
チタンは鉄の約60%の比重ですので、鉄で1kgだとチタンは約600gということになります。
アルミは鉄の約1/3の重量ですから、鉄1kgだとアルミでは約300g強ということになります。
ポリカーボネートのボルトはほとんど重さを感じないぐらいですので、使えば使うほど軽量化になります。
内装や外装の様々なボルトを交換すれば、使用せずに外した物と併せて1kgは軽く出来ると思っています。
自分の体重を減らせばお金がかからないんですけどねぇ。