4月27日 (日) 意外に効果有り・・・ 今日の奈良は作業していると汗ばむ陽気でした。 発売以来非常に人気のあるマグネットドレンボルト7075ですが、本来フィラーボルトも含めてミッション用にと思って製作した物です。 ビートのミッションはケース内部に大きいマグネットが装着されているのですが、ギヤを新品にしたりLSDを組んだりした後オイル交換をしてもどれくらいの鉄粉が出ているのかを知ることができませんでした。 ドレンやフィラーボルトにマグネットが付いていれば、オイル交換の際に鉄粉の量が目視できますし、何かケース内部でトラブルが発生しても、破片が付着してくれると早期発見に繋がります。 このドレンボルトをエンジンにも使用している方が、オイル交換時に変な金属片がマグネットドレンボルトに付いているのを見つけられて入院となりました。 破片の形から推測して、おそらくバルブスプリングシートの割れが発生したのだろうということになりました。 エンジンを開けたところ、やはり12枚のうちの1枚が割れていました。 高回転を多用するエンジンに稀に発生するようです。 このような事例もありますし、意外にエンジンオイルの中にはエレメントでキャッチできていない非常に細かい鉄粉も多いです。 強力なネオジウム磁石がかなりエンジンオイルの中の超微粒の鉄粉をキャッチしてくれていることは驚きでした。 ビートの場合はドレンボルトは後から見えやすい位置に付いていますので、ドレスアップ効果もかなりありますから、是非導入していただきたいパーツのひとつです。 ※画像はフィラーボルトのゴールドアルマイト仕様です。 |