12月23日 (水)  皆さんの民主党政権の評価は・・・?

民主党政権が発足して3ヶ月が経ちますが、皆さんの評価は如何なものでしょうか?
私個人的には概ね評価はしておりますが、所謂「3K」の基地移設問題、献金、経済に関してはかなり低い評価です。
ただ、政権交代を目指していた今夏の社会情勢では不況による企業からの税収が大幅に減ること等が想定外だったと思うので増税やマニフェストを一部守れないこと等は致し方無いと思っています。

自動車関係では高速道路の無料化や暫定税率の廃止等、選挙前では大盤振る舞いな感じのことを公約していましたが、蓋を開けてみると高速道路は一部無料化とか暫定税率は廃止するが、代わりに同率の新税に置き換えるとか、結局これまでとあまり大差の無い自動車を所有して使用している国民にはあまり嬉しい内容にはならないようです。

昔から税金は取りやすいところから取るというのがこの国のスタンスですから、今さら文句は言いたくはないですが、自動車関係の税金は本当に酷いと思います。
新車を買う時には消費税と取得税(所謂贅沢品にかけられる税金)を両方取られ、暫定税率で金額の増えた重量税も支払いますし、登録車なら月割りの自動車税も必要です。
更に走らせる為にガソリンや軽油にかなりの税金が掛けられています。
個人的に500万円以上するような車は贅沢品と言われても納得出来ますが、100万円以下の軽自動車も贅沢品と言われたら「はぁ?」って感じですよね?
昭和30年代や40年代の感覚をずっと引きずっていて、これでよいのかと思ってしまいます。

車を持っていない人がよく「高速道路の無料化や暫定税率の廃止等は全く自分に関係無い、メリットが無い」的なことをインタビュー等で述べられていますが、これは大間違いです。
この狭い日本の国で物流を支えているのはまだまだ自動車です。
高速道路の通行料が安くなったり、ガソリン・軽油の価格が下がれば当然物流コストが下がりますから、例えば海の無い奈良県に届けられる新鮮な魚の価格も下がる可能性が高くなります。
子供手当等も然りですが目先の損得では無く、何年或いは何十年か先の日本を見ないといけない時期だと思います。
子供が大きくなった家庭では増税かもしれませんが、今の日本の低い出生率だとやがて保険や年金が破綻してしまうかもしれないのですから、子供は国の宝という感覚で皆で支えていくという気持ちが大切だと思います。
そういう意味では今回のたばこ税の増税には大賛成です。
たばこを吸わない自分にとっては何のデメリットもありませんし、まだまだ先進国の中で日本のたばこの価格は安すぎると思います。
たった1本5円の値上げで大幅な増税というのも笑ってしまいますが、自民党政権では決して出来なかったことです。
これを機にたばこを止める人が増えるのも個人的にはとてもうれしいことですし、まだまだ吸い続ける人がいれば税収がアップするので、日本の将来の為には良いことだと思います。
そのうち1箱500円、600円という時代も来るでしょうから、高額納税者の喫煙者の方々の為の快適な喫煙所を設置しないとバチが当たりますよ、民主党さん。