2月15日 (日)  定額給付金問題・・・

現麻生政権の景気対策の目玉的存在の「定額給付金」問題について皆さんはどう思われますか?
国民一人あたり1.2万円から2.0万円支給されるというものですが、総額2兆円、振込手数料だけで150億円以上って話で、これが本当に景気対策や生活支援に繋がるのかってことだと思います。
そりゃ貰えるって決まっちゃったら自分も貰うと思いますが、ほとんどの人がこの金額程度の支給でそれを消費したからといって景気が良くなる訳無いじゃんって思っちゃうでしょうから、大半の国民は「定額給付金」に反対しているのでしょうね。
しかも、このお金がばらまかれた後の3年後にはそれこそ何倍ものしっぺ返しになるであろう消費税の税率アップを一度は宣言しているのですから、国民をどこまで愚弄しているのだろうとあきれてしまいます。
振込手数料だけで150億円以上もかけて、当然区市町村に丸投げのやり方ですからそれに必要な他の経費にもまた多くの税金が投入される訳です。
前にも述べましたが、税金や健康保険料を徴収する時は確実に速やかに行っているのですから、来年度に予定している所得税や住民税等からその人から徴収する予定のお金に相当する額を減額すれば済む話だと思いませんか?
そうすればお知らせ兼用の徴収用紙も一度の送付で済みますし、振込み手数料なんて無駄なお金も使わなくてすみますし、区市町村役場の事務的な負担も少なくなると思うのです。
お金が余れば税金や保険料が払えないような社会的弱者の方々の生活保護費等にまわせると思いますから、この給付金システムには本当に無駄が多くて、本当に頭の良い人達が考えたとは思えないですね。
高速道路料金を休日の乗用車ということだけでなく、全ての車対象に平日の夜間を無料にするとか、大幅にディスカウントするっていうのもかなり景気対策になると思います。
車を利用していない人にメリットが無いという意見もあるかもしれないですが、郵便や宅急便等の日本の物流を支えている企業の負担が軽くなれば、料金の値引きが見込めますし、車を所有している人は毎年ガソリン税等も含めると相当な高額な税金を納めているのです。
場当たり的な発想から生まれた今年の選挙を睨んでの安易な人気取り、支持率アップを見込んだ、まさに「損して得取れ 定額給付金」だと思っております。
上から目線のお金持ちボンボン育ちの多い現与党の政治家達は現金を直接与えた方が税金等からの相殺より国民達は有り難がるだろうと信じているんでしょうね。