Diary 2006. 4
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4月29日 (土)  再納車・・・

数日前からオートテラス奈良の奈良店さんにお願いしていたインサイトの整備が終了し、
本日納車となりました。
自分のチョンボと予期せぬトラブルで少し時間がかかってしまい、ご迷惑をかけることに・・・。
インサイト専属のメカニックさんのTさんにいろいろお世話になり、なんとか無事作業が終わりました。
洗車までしていただいて恐縮です。
早速帰り道に乗ってみると、所謂普通の車っぽく走ります。
ノーマルの異常なハイギアードなギヤ比から普通のギヤ比になったので、街中での走行では変に
気を使わなくても良くなりました。
ATSのカーボンLSDもごく自然なフィールでチャタリング等の異音は全く出ていません。
まだ慣らし中なので、3,000rpm以下での走行ですが、確実により楽しい乗り物になっていると
思います。
メーカーの思惑とは異なるアプローチですが、これだけの車を単なる高燃費を出すためだけのモノに
しておくのはもったいないです。
今回のモディファイで限りなくスポーツカーに進化したと思います。
これからしばらく慣らしをして、問題無ければ今回のメニューを販売して行きたいと思っています。
まぁ、台数が台数なので全国でもほんの数人程度の需要しかないとは思いますが・・・。
次はCVT仕様にもLSDを入れてみたいです。

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4月26日 (水)  まだ100キロ未満ですが・・・

任意保険の切り替えなどで納車されてからほとんど乗っていないインサイトですが、
本日MT関係のパーツ交換の為、工場入りしました。
普段ビートみたいにローギヤードな車に乗っているので、どうしても異常に高いファイナルギヤの
設定に馴染めません。
3速からのギヤもワイドなレシオなので、幹線道路などでも5速に入れる気がしないぐらいです。
高速に乗って時速100キロぐらいで走れば燃費は良くなるのでしょうが、街中を走るにはやはり
ギヤ比が高くて離れすぎています。
もう少しファイナルを下げてギヤをクロスさせた方が楽しく走れるのは間違いないと思っています。
インサイトの新車価格って、普通の人達にはすごく高いように思われているみたいですが、
自分的にはバーゲンプライスだと思っています。
この内容で新車で200万円台前半、中古で100万円台前半っていうのは普通ではありえない
価格だと思っています。
以前はもっと中古車価格は安かったように思いますが、最近じわじわ上昇傾向にあるように思います。
相変わらずタマ数も少ないですし・・・。
昨年にインサイトの生産打ち切りの噂を聞いて、いろいろな不要な物や車を処分して
苦労して貯金に励みましたが、今年に入って正式に生産中止が決定したので、
今では本当に買ってよかったと思っています。
ただ、誤算といえば昨年度までインサイトの補助金が20万円強出ていたのですが、オーダーから
5ヶ月待ちの間に新年度に制度が移行して補助金額が10万円に減額されたことです。
補助金を充てこんでナビを買おうとしていたのですが、しばしオアズケとなってしまいました。

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4月23日 (日)  やっと納車・・・

昨年の11月のオーダーから待つこと数ヶ月・・・やっと来ました。通勤快速号が。
積載車で運ぶ際に擦らないようにフロントバンパー左右下部に付くストレーキなるパーツはまだ
付いていません。
納車の際に取り付けるのだとか・・・。
で、我慢できるはずもなく少し試乗・・・
予想通りかなりハイギアードで、以前乗っていたCVTよりもかなり出足がトロく感じる・・・。
前のインサイトは2万キロぐらいの中古車で当然ノーマル車でしたが、今回の新車と比べるとやはり
ボディ剛性が違うみたいに感じます。
実は今度のインサイト、鈴鹿のTDラインに知人が勤めておられたので、昨年オーダー後にお会いした際に、
発注コードを教えてくれたら”入念に”溶接しておいてあげるよ〜ってことで、もちろん御願いして
おいたのでした。
かなり”入念且つ丁寧に”(笑)溶接していただいたようで、新車効果とその効果で乗った感じが違うのかも
しれませんねぇ。
まさに手作りラインならではですねぇ。
慣らしなので3000回転上限で10キロぐらい走ってみると軽くリッター30キロ超!・・・・
本当に楽しくて財布に優しい車です。
G/W明けにはおそらくLSD、ローファイナルとモディファイが進んでいるでしょう。

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4月22日 (土)  何気に忙しい・・・

例年この時期は暇なのに今年はなぜか忙しい・・・
関西ではあまり景気の良いお話は聞かないので、関西以外は景気がかなり良くなってきているのは
本当のことなんでしょうね。
昨日は長野県からJA5の4WDのトゥデイを遠路はるばる乗ってきていただき、FF用のN1マフラーを
改造して装着しました。
今までまじかに4WDのトゥデイを見たことが無かったので、勉強になりました。
G/W辺りを目処にビートのエンジンを2機仕上げなければならないのとレースカーのトゥデイの
MTのOH等等予定がびっしりです。
また長年放置していた部品取り車みたいなビートを超本格的なレースカーに改造することにしました。
ウチのレースカーをドライブしてくれているM君のところで全バラ、全塗装剥離、フルスポット増し、
フル補強というメニューです。
内装のカラーリングは現在のGT選手権やS耐などで流行のガンメタにする予定です。

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4月20日 (木)  やっと形に・・・

今日は木曜日なので定休日ですが、ほとんど全開仕事モードです。
かねてから製作をお願いしていたビートナローボディー用(ノーマルボディ用)のリヤバンパーと
サイドステップのマスター型の画像です。
デザインモチーフは以前にもお伝えしたように無限ですが、フロントバンパータイプFのデザインに
よりマッチさせるべく気になっていた箇所をタイプFをデザインされたS氏と共に検証し、かなりの
修正を加えています。
特にリヤバンパーは開口部が小さいために分厚く丸すぎて見える無限に対して開口部を上と横に
大きくして、よりお尻が小さく車幅はワイドに見えるようにしています。
当然ドレスアップ効果のみではなく、開口部を広げることにより、エンジンルームの放熱性を向上させる
狙いもあります。
無限製品のリヤ開口部は開いているように見えて実はシールだったというのはカタログの写真では全く気づかず、
新品を買ったときは私も少なからずショックを受けたものです。
サイドステップは無限より薄くして更にエッジが目立たないように加工しています。
タイプFのフロントバンパーもそうなのですが、基本的に全て奇をてらうことなく、純正品ですよと
言われてもほとんどの人が納得してしまうようなさりげなさがひとつのテーマとなっています。
しかし、つぶさに見ると微妙な曲線がビートの全体のプロポーションにマッチしていて、これらの
個々のパーツが極端に目立ち過ぎないような大人の為のボディパーツであると思います。
個人的にはビートのバンパーやサイドステップに直線基調のラインや鋭いエッジなどは全く似合わないと
思っています。
あくまでもビートのオリジナルデザインを生かすのは曲線美だと思っています。
まぁ作り手の欲求としてはどうしても派手目の方が目立つので目立たない外装パーツを作るのは
損だと思うのかもしれませんが・・・。
品質・デザイン面でビート用の外装パーツとしてはおそらくシェアで確実に上位だったと思われる
無限製も最近生産廃止になり、在庫販売のみとなってしまったようです。
ほぼ15年ぐらい販売されてた訳ですから、非常に長寿なパーツだったんですねぇ。
今使われている方は大事にしてくださいね。
で、もし傷んだり割れたりしたら、是非ウチのを買ってくださ〜い。

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4月19日 (水)  走行会の結果・・・

走行会から帰ってきて発熱してしまい、ヘロヘロの状態に。すっかり年寄りになってしまいました。
日曜日は午前中は雨だろうと目論んでいましたが、読みは外れてコースに着いた頃にはほぼ雨は
止んでいて、コースは最初のセクションのみセミウエットでして、SSコンパウンドのA048を
履いていたので、ドライになるにつれてタイヤがタレだしてあまり走りの方では収穫は無かったです。
この日の最大の収穫と言いますと、関東の某ボーリング会社の社長さんがゲストとして
参加されていたことです。
実はこの走行会の数日前にネット検索で社長さんのブログを拝見してお気に入りに追加したばかり
でして、偶然とは言えびっくりしました。
短い時間でしたがいろいろお話させていただき、とても有意義でした。
これからビートのエンジンチューンが更に面白くなりそうです。

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4月15日 (土)  臨時休業のお知らせ・・・

明日16日はコージーライツ様主催のオートランド作手走行会に参加のため、臨時休業させていただきます。
あいにく天気予報は雨ですが、試作のフロントスタビのチェックをしたいと思っています。
先日の名阪スポーツランドでのジムカーナ走行でのテストではとても良いフィーリングでフロントの
接地感が増したような感じで、特にそこそこのスピード域での左右へ素早く車を振った際に安定度が
増したような気がします。
明日はおそらくウェットですが、どのような感じになるか楽しみにしています。


4月13日 (木)  一生に何台乗れるか?・・・

昨年からついに介護保険料なるものを支払い始めて、ついに人生の折り返し地点にきたのかなぁと
妙にこれからの人生について考えるようになりましたねぇ。
別に家を建てたいとか高級外車に乗りたいとかいう欲求は全く無くて、いかにビートやトゥデイを
速くて意のままに操れる乗り物にしようかということばかり考えています。
ビートが生まれた時代はバブリーな時期でしたが、当時のお役所の石頭では軽自動車でオープンで
ミッドシップカーで二人乗りなどという前例のない形をした乗り物を簡単に認可しないであろうことは
ホンダの開発陣にとっても容易に想像できたようで、これはスポーツカーではありませんよ、
楽しく快適に移動するための道具なんです〜という建前を前面に出すしかなかったのでしょう、
「ミッドシップアミューズメント」なるキャッチフレーズで軽快な明るいイメージで売り出されました。
ただやはり当時のF1人気も反映して世間ではビートはS800以来のホンダが創ったスポーツカーという
捉え方をほとんどの人がしていたと思います。
実際当時S800にどっぷりはまっていた私もそのうちの一人でした。
ビートを試乗させてもらったときのことは今でもはっきり覚えています。
雨の中を真新しい赤色のビートに乗らせていただいたのですが、走り出してすぐに「こりゃなんじゃ?」
というあまりに期待しすぎていたために落胆してしまいました。
今にして思えば当時正にリアルスポーツカーのS800に乗っていたのですから、ある程度
万人向けに創られた現代の車にあまり期待をするのは無理があるというものです。
しばらくの間ビートの存在は頭から消去されたのも同然だったのですが、ストリート用のS800を
手放したこともあって、楽しい街乗りできる車を買おうとしたときに、再びビートという存在が
頭の中に蘇えりました。
ただし、ノーマルで乗ろうなんて気はさらさらなく、徹底的に自分好みの車にしてやろうと思っていました。
ところが、新古車のようなビートを購入した平成7年はアフターパーツの世界でもビートはとても
不人気で、あれほど雨後の筍のように様々なパーツがリリースされていたのに入手が困難な状況に
なっていました。
その年に自分で商売を始めたこともあり、無いなら造っちゃえの精神で自分が欲しい物を造ってきて
現在に至るっていう感じです。
なんか前振りが長すぎましたが(本当に長くてすいません)、要するに一生の間に所有できる車って
そんなに多くはないですから、悔いの残らないように気になる乗りたい車には早目に乗って、
ここをもう少しこうすればもっと良くなるのに、みたいな箇所にはどんどん手を入れていきましょうってことを
声を大にして言いたい訳です。
で、これから通勤時間を楽しむための次期マイカーがようやく鈴鹿からディーラーさんに届きました。
今年で生産が終了が決定しているインサイトです。
おそらく日本には二千台強しか生息していません。
しかも今回は前のとは違ってさらに台数の少ないMT車です。
周りにはCVTのインサイトに乗っている方は何人もおられますので、いつでも乗らせてもらえるし、
あくまでも今度のインサイトはスポーツカーらしく仕上げて行こうと思っています。
インサイトの名誉の為に述べておきますが、この車は単なる燃費が良いという車ではなく、
軽量・低重心・モーターアシストによる高トルクと特にジムカーナ走行における速く走るための
資質を備えています。
その資質をさらに高めるためにはまず、
@あまりにハイギヤードなMTギヤをローギヤ化してクロスさせる
ALSDを造って入れる
Bサスペンションを造る
これらのメニューでいきたいと思っています。
いろいろ調べてほぼ全てパーツは揃いましたので、あとは慣らし終了後、組み込んでみたいと思っています。

※写真のインサイトは納車前の為、フロントバンパー左右下のストレーキが付いていません。
 工場出荷時は積載車に載せる際、こすらないように未装着みたいです。

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4月12日 (水)  名阪スポーツランドにおける車両テスト・・・

今日はお店を臨時休業(サボりとも言う)して名阪スポーツランドに行ってきました。
大阪の某JAF準加盟クラブさんが主催のCコースジムカーナ練習会です。
2年程前からちょくちょく参加させていただいておりまして、当然と言えば当然なのですが、
クラブ員の方々はほとんど普通車にお乗りです。
最初は「軽自動車かよぉ〜」みたいな視線を感じたものの、走り出すと軽自動車(しかもNA)の
速さに皆さん目を丸くされていました。
なかなか興味が無いとNAの軽自動車が実はジムカーナ走行でかなり速いっていうのは判らないですもんねぇ。
今日もいつもKスペのジムカに一緒に出ているビートやトゥデイと参加してきましたが、約25台の参加車で
トゥデイとビートがタイムで負けたのはおよそ300馬力オーバーの4WD車3台だけでした。
他にはジムカ御用達のインテRやシティ、RX−7など結構本気車両が参加していました。
コース設定がもう少しテクニカルであれば、あと1台くらいは喰えたかもしれません。
話が逸れてしまいましたが、今日のテストの目的は試作のフロントスタビのチェックです。
残念ながらスタビリンクが間に合わず、ノーマル穴位置でのみ走行しましたが、フロントの接地感が
増したようなフィーリングで、さらにそこそこスピードの出るコーナーでの挙動が安定していたと思います。
今日の路面コンディションは朝方は昨日の雨の影響でセミウェット、徐々に乾いていったものの時折
名阪名物のにわか雨、霧というあまり芳しくないコンディションでした。
完全ウェットになれば、スタビの効きを弱くするなどすれば更に走りやすくなるかもしれません。

16日にコージーライツさん主催のオートランド作手の走行会に参加しますので、そこでも再度
フロントスタビのテストをしたいと思っています。

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4月7日 (金)  ビート用フロントスタビ試作品・・・

かねてから試作品をオーダーしていたビート用のフロントスタビライザーが完成しました。
フロント用は太さに余裕がありますので、パイプ材を使用し太さはノーマルの1mmアップとしています。
パイプになったおかげでノーマルの約2.9kgに対して約2.1kgと軽量です。
スタビエンド部はリヤ同様効きを調整できるように片側3箇所ずつ取付穴を開けています。
真ん中の穴がノーマルと同じ位置になりますが、その場合のレートはノーマルの104kg/0.05mに
対して113kg/0.05mとなります。
過去にもビート用のフロントスタビライザーはいろいろ販売されていましたが、調整式は初登場だと思います。
様々な路面状況やタイヤのグリップやサスのセッティングや挙動の好み等は千差万別です。
調整できないフロントスタビライザーなら、ノーマルでも大差ありません。
リヤと違って最初から装着されていますから。
レースなどでは路面がウェットになったりドライになったりというケースが良くありますが、
そういう場合にスタビの効きを弱くしたり強くしたりと比較的短時間でセッティング変更可能な
アイテムとなります。
本格的なレースカーはドライバーが運転中にスタビの効きを室内から簡単にできるようになっているほどです。
ビートのフロントはミッドシップエンジン車ですので、あまり硬くしすぎるとアンダー傾向が強くなりますので、
スプリングレートと併せてセッティングされる方がよいでしょう。
予定価格は3万円台で、これからの走行テスト後、発売します。
まず来週水曜日に名阪スポーツランドでジムカーナ走行のテストをします。

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